オミクロン株の出現により、先週はS&P500やNYダウは軒並み下落しましたが、先週末〜今週にかけて、持ち直してきました。オミクロン株の影響が限定的であることがわかってきたことにより、市場心理が改善したことが主な原因のようですが、昨今の強気相場で多く見られていた強いモメンタムが発生している銘柄が少なくなり、トレードはしづらくなったな、という印象を受けます。
以下、野村證券による市場レポートへのリンクです。これによると、
・オミクロン株への悲観論が衰退したこと
の他、
・中国人民銀行が銀行の預金準備率を引き下げると発表し、国内経済のサポート姿勢を示したこと
が市場心理改善に繋がった旨が示されています。
市場全体では上向き方向にあるものの、2週間前程まで見られていた強気の銘柄は激減しています。直近では、順張りのトレードは難しい状況が続くかもしれないと思いました。
