25日現在、ウクライナ首都キエフはあと数時間で陥落する可能性があると報じられている。

ロシアのウクライナ侵攻により、株価は下落するかと思われたが、昨日の米国株価指数は軒並み上昇となった。NYダウは前日比0.28%、S&P500は1.5%、NASDAQ100は3.44%の上昇となっている。

地政学的リスクは既に織り込み済みで、投資家の悲観は後退するだろうとの見方もある。VIX指数は昨日から-2.26%下落し30.32ドルとなった。

昨日特に強かったのは、サイバーセキュリティ関連の銘柄だった。サイバーセキュリティ関連のETFが軒並み買われ、グローバルＸサイバーセキュリティーＥＴＦは前日比7.7％上昇し引けた。

金、銅、原油、天然ガスも上昇した。原油は一時100ドル台に到達し、7年ぶりの高音となっている。ロシアは世界の原油の1割の産油国であるため、供給が逼迫するのは明らかだと考えられる。