日銀短観
日銀短観とは、日本銀行が4半期ごとに公表している上場企業や中小企業への業況調査のことです。内閣府が公表する景気動向指数とともに、景気を表す指標となります。
短観では、企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか、といった項目に加え、売上高や収益、設備投資額といった事業計画の実績・予測値など、企業活動全般にわたる項目について調査しています。
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/statistics/h12.htm/
まとめ
2022年6月の調査では、
・製造業で悪化
・非製造業で改善
となったようです。両者とも、円高や資源価格の上昇、上海ロックダウンなどのグローバルサプライチェーンや新型コロナウイルス感染症に対する措置の影響を大きく受けているようです。前者においては、グローバルサプライチェーンの混乱により悪化、後者においてはまん延防止等重点措置全面解除によりサービス業を中心に改善したようです。
参考
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2022/07/tankan_res_2207_01.pdf